Month: May 2023

Ubuntuで戦国ランスをやりたい!(Virtual Boxのインストール編)

最近もずっと頭痛に悩まされているRockinwoolです。口腔カンジタのようなものにも罹患し、あまり体調が良くない状況が続いていてハゲそうです。そんな私は自宅のメインPC(Ubuntu)をTVに繋いで作業をしているのですが、妻より「久しぶりに戦国ランスとかやりたい」と言われてしまいました。そうなると、Windows用ソフトである戦国ランスをUbuntu上で動作させるために何らかの工夫が必要です。ということで、今回はUbuntu上にWindows環境を動作させるためにVirtualBoxを使って行こうと思います。VirtualBoxとはなんぞや?という方のために簡単に説明させていただきますと、こいつはPC上に仮想的にPCを用意するソフトになります。この仮想的なPCの事を通称Virtual Machine, 略してVMと呼びます。VM上には好きなOSを載せることができるので、Ubuntu上にVMを用意→その上にWindowsを動作させるのを目的に今回はやっていきます。 Virtual Boxのダウンロードとインストール VirtualBoxのダウンロード方法はQiitaやRedditなどにたくさん書いてありますが、すべて嘘です。(というのは言い過ぎかもしれないですが、信じていい情報ではありません。)というのも、かなり古い情報や今は推奨されていないQt4を要求するものだったりするからです。自分はQt6が最新であることを偶然知っていたため、これらの情報を鵜呑みにせずに済みました。そういうことで今回はまず、Oracle公式サイトからdebパッケージをダウンロードして、インストールすることにしました。やっぱり開発元のサイトに行って、自分で調べてからインストールするのが一番安全ですね。ダウンロードあとは保存先に移動して、下記コマンドを入力してインストールします。dpkgだとQt6などの依存ライブラリを持っていない場合に失敗するので、依存ライブラリごとインストールしてくれるapt-getを推奨します。 sudo apt-get install ./virtualbox…… Windowsのディスクイメージをダウンロードする VirtualBoxをインストールできたら、次はWindowsを準備します。通常Windowsは購入時にCDが付属で付いてきて、その中にディスクイメージが入っていると思います。しかし、今回は購入時点からUbuntuを入れて使ってきたPCであるためディスクイメージはありません。「ここで詰んだか・・」と一瞬思いましたが、調べてみるとWindowsのディスクイメージもWindows公式サイトからダウンロードできることが判明しました。マイクロソフトもなかなかやりますね! Windowsのプロダクトキーについて さて、VirtualBoxとWindowsディスクイメージの2つが揃ったら、あとはVirtualboxでVMを作成して、その中にWindowsをインストールするだけです。このあたりの作業はUbuntuでもWindowsでも大差ないので割愛します。ただ、今回は独自のエラーにも遭遇しました。Windowsのインストール時にWindowsのプロダクトキーを持っていないと駄目と言われてしまい、これ以上進めなくなる現象です。当然プロダクトキーなんてものは持っていないため、本当に詰んだ状況になりかけました。しかし、今Ubuntu機として使っているサブノートPCはかつてWindows機だったため、プロダクトキーを持っている可能性があります。ここで、Windows公式のFAQを見てみると、一般小売業者からWindows込みPCを購入した場合は、PCにプロダクトキーが書いてあるとのこと!これによって、以前の記事でUbuntuを入れて復活させたノートPCに貼ってある、前世のWindowsプロダクトキーが判明したため事なきを得ました。 Windowsに登録されている電話番号!? さて、上記の問題を解決したあとに、もう一つ困った状況に遭遇しました。Windowsに登録されている電話番号について聞かれ、答えないと進めないのです。登録した電話番号なんてものはなく、自分のスマホの電話番号を入れてみても全然うまくいかず、ついに詰んだか・・・と思いきや。Skypeの名前でも良いようなので、入れてみるとうまく行きました。大学時代に、少し陽キャになるように頑張ってSkypeを入れた自分を評価したいですね。(年代バレしそう) ここまでのまとめ そういうことで、いろいろ問題がありましたがUbuntu上にWindows実行環境を入れることに成功しました。次回がありましたら、その上で戦国ランスをやっている画像でもアップしたいと思います。ここまで読んでいただいてありがとうございました。

Ubuntuのカスタマイズ #2 Chrome, VSCode, ,Anaconda, Tensorflow-GPU

休職を始めてそろそろ3週間が経とうとしていて、時の流れとは速いものだと感じています。原因となった頭痛は消えていませんが、まだ3週間ならしょうがないかな。さて、今回はUbuntuのカスタマイズ編の2回目ということでTensorflow-GPUのインストールまでを解説します。というより、これをインストールするためにUbuntu22.04をUbuntu20.04にダウングレードしたりするなど多いに格闘したので、備忘録として残しておきます。 Chrome, VSCode, Anacondaのインストール 北陸先端科学技術大学院大学、通称JAISTさんは、Ubuntuを日本語化したイメージを配布しております。このUbuntuをクリーンインストールしたら最初にやるべきことはChrome, VSCodeのインストールと個人的に思っています。また、このイメージにはデフォルトでcurlとgitが入っていないので、それらも最初に入れてしまえば良いです。主な流れは下記の通りです。 ここまでやれば、一通りの環境構築が完了します。ちなみに、私はAnacondaではなくnativeにPythonを配置する方が好きなので、今回の構築はTensorflow-GPUのためにやむ無しという感じで実施しました。 Tensorflow-GPUのインストール 今回、最初はAnacondaを使用せずにTensorflow-GPUを導入することを検討していました。上述の通り、私はAnacondaに苦手意識を持っていたというか、condaコマンドを覚えることが何故かできなくて毎回調べなければいけないことが苦痛でした。しかし、nvidiaの公開しているGPUドライバ、CUDAなどのインストールを手動でやってもなかなか上手く行かなく苦しみました。したがって、皆様には最初からAnacondaを使って環境構築をしてしまうことをおすすめします。(それでも終盤で手動設定が必要な場所があって苦労したのですが) Tensorflow-gpuを動作させる環境の作成 tensorflowでGPUを使う設定(Anacondaを使用)さんが参考になります。ただし、内容が少し古くなってしまっているので、こちらで補足します。まず、condaコマンドでtensorflow-gpuが動作可能な環境を構築します。 conda create -n tf2110 tensorflow=2.11.0=gpu_py39h6d58c08_0 ここで重要なのは最新版のtensorflowを指定した点になります。最新かどうかはconda search tensorflowでの出力から確認できます。この中でgpu_py**となっているものがGPU対応のtensorflowになります。今回の目的はTensorflow-gpuの環境構築なのでこちらを選択しております。 補足: なぜ最新版を選択するのか optunaでweight_decayをパラメータに設定している場合、weight_decayが2.11からしか設定されていないために古いtensorflowでは動作しないというパターンにぶつかりました。そのため、可能な限り最新版を選択してこのような苦しみを避けることが大切だと思います。この問題についてはQA等はみつかりませんでしたが、公式ページからweight_decayが追加された時期を確認できます。 libdevice not found at ./libdevice.10.bcへの対策 さて、tensorflow-gpuも無事にインストールできたし、基本的なプログラムなら上手く動作しているから安心安心。。と思っていたら表題のようなエラーメッセージが出てきてしまった。これについて調べて見ると同じようなGithubのIssueがあることが判明した。提案されている解決法の殆どは上手く行かないのだが、最後の方にあるSolutions so Farのみ上手く作用したので、ここでも載せておく。まずは提案されている生コードを下記に示す。…